ある日、チノちゃんが友達のおすすめで見始めたのが有名なゲーム実況YouTuberのチャンネルだった。
「すごい!この人、めっちゃ面白いんだけど!」とチノちゃんはココアに自慢した。
「へぇ、それってどんなゲームの実況なの?」とココアが興味津々で聞くと、チノちゃんは答えた。
「それが、この人、ゲームの闇の仕事をやっている人なんだけど、めっちゃ上手いんだよ!でも、ココアちゃんはあまり闇の仕事とか好きじゃないよね?」とチノちゃんが心配そうに聞くと、ココアは苦笑いした。
「そうだね、私は普通のアルバイトで十分だから、闇の仕事はちょっと怖いかもしれないなぁ。でも、それを上手にプレイするってすごいね。」
その夜、チノちゃんは熱心にそのYouTuberのゲーム実況を見ていた。すると、突然ティッピーがチノちゃんの頭から飛び降りた。
「ティッピー、どうしたの!?」と驚くチノちゃんに、ティッピーは真剣な表情で訴えた。
「チノちゃん、そのYouTuber、闇の仕事をやっているって言ったでしょう!それって本当に危険なことなんだから、見るだけでも気をつけなきゃだよ!」
チノちゃんはティッピーの言葉にびっくりしたが、それでもゲーム実況を見るのをやめるわけにはいかなかった。
「でも、ティッピーも私も、実際に闇の仕事をしたことがないから、あのYouTuberがどんな苦労をしているのか、ちょっと気になるなぁ。」
すると、ティッピーがふと言った。
「そうだ!チノちゃん、もし闇の仕事をやることがあったら、私が一緒にやってあげるよ!」
チノちゃんはティッピーの優しさに感動しながら、少し笑ってしまった。
「でも、ティッピー、あなたの立場は闇の仕事に向いているのかしら?」
「そうだね、私は闇の仕事には向いていないかもしれないけど、私がしっかりチノちゃんをサポートするから大丈夫だよ!」とティッピーが笑顔で言った。
そんなティッピーの言葉に、チノちゃんは安心して笑顔を返した。
「ありがとう、ティッピー。私たち、一緒に闇の仕事に挑戦してみよう!」
そして、チノちゃんとティッピーは協力して、そのYouTuberのゲーム実況に挑戦することに決めた。
その後、2人はそのYouTuberの闇の仕事の内容を知り、驚くことも多かったが、チノちゃんはティッピーのサポートのおかげで、無事に闇の仕事をクリアすることができた。
「やった、クリアできた!」とチノちゃんが大喜びすると、ティッピーも嬉しそうに鳴いた。
「チノちゃん、本当によく頑張ったね。でも、もう闇の仕事はやらなくていいよね?」とティッピーが優しく聞くと、チノちゃんはにっこりと笑って答えた。
「そうだね、これからは普通のアルバイトで十分だね。でも、ティッピーがいてくれたからこそ、私は闇の仕事を楽しむことができたよ。ありがとう、ティッピー。」
そして、2人は互いに笑い合いながら、ラビットハウスに帰っていった。