ある日、ラビットハウスの前に迷惑youtuberが現れた。彼は自分のチャンネルでラビットハウスを取り上げ、チノちゃんたちを嫌味で罵っていた。
「なんでこんな所でうさぎなんか飼ってるんだろうね?笑」
チノちゃんは悔しくて涙を堪えることができなかったが、ココアは冷静に彼を追い払った。
しかし、迷惑youtuberはそれだけでは満足せず、ラビットハウスの前でネット中継を始めた。すると、チノちゃんは憤りを覚え、思い切ってスタバを核爆発させてしまった。
驚くココアとティッピーの目の前で、スタバが爆発し、街は大混乱に陥った。マヤも近くにいたため、騒ぎを聞きつけて駆けつけた。
「どうしたの?何が起こったの?」
チノちゃんは頭を下げて、自分がやったことを謝罪した。
「迷惑youtuberに怒られて、我慢できなくなっちゃって…」
すると、マヤは笑いながらチノちゃんを励まし、迷惑youtuberに向けて挑戦状を叩きつけた。
「うちのチノちゃんがスタバを爆発させたんだって?それなら私たちも一緒に爆発してやろうか!」
驚いた迷惑youtuberは、その場を立ち去った。チノちゃんたちは一緒に笑い、このカオスな出来事を思い出として残した。
その後、チノちゃんたちは迷惑youtuberが撮影した動画を見つけ、自分たちも反撃することにした。
ココアは「うちのコーヒーは泥水じゃない!」と叫びながら、チノちゃんとマヤは「ラビットハウスのうさぎたちはかわいいんだよ!」とアピールした。
しかし、ティッピーはカメラに向かって平然とした表情を見せていたため、迷惑youtuberには一切注目されず、逆に視聴者からは「可愛すぎるうさぎ!」というコメントが殺到した。
この事態に驚いたチノちゃんたちは、今度はティッピーをメインにして動画を撮影することにした。しかし、ティッピーはカメラを見るとすぐに激しく動き回ってしまい、なかなか上手く撮影できなかった。
そこで、マヤが「うさぎたちは高いところが好きだから、屋上で撮影すればいいじゃない!」と提案した。
チノちゃんたちは屋上に移動し、ティッピーを中心に動画を撮影した。すると、ティッピーは風に乗って飛び跳ね、可愛らしい姿を見せた。そして、動画は大ヒットし、迷惑youtuberの動画を凌駕する再生回数を記録した。
「あの迷惑youtuberより、うちのうさぎたちの方が可愛いんだね!」と、チノちゃんは満足そうに笑った。
ラビットハウスには以前よりも多くのお客さんが訪れるようになり、チノちゃんたちは仲良く暮らす日々を送った。迷惑youtuberは二度と現れることはなかったが、彼らが撮影した動画は「うさぎたちの屋上ダンス」として、今でも人気を博している。