ある日、チノちゃんがラビットハウスの庭で藁人形を作っていた。シャロがその様子を見て、興味津々で近寄ってきた。

「それ、何を作ってるの?」とシャロが尋ねると、チノちゃんは「藁人形を作ってるんだ。」と答えた。

「藁人形って、呪いとか言われてるよね?」とシャロが不安そうに言うと、チノちゃんは「そんなことないよ。ただの手作りのおもちゃだよ。」と笑顔で答えた。

その時、リゼが現れた。チノちゃんの手元にある藁人形を見て、「それ、なんか気味悪いな。」と言った。

すると、チノちゃんは「でも、これ、神様に捧げたらいいことがあるんだよ。」と言い出した。

シャロリゼは驚いた表情を浮かべたが、チノちゃんは続けて「だから、私たちも一緒に作って神様に捧げようよ!」と誘いかけた。

シャロリゼは戸惑いながらも、チノちゃんの熱意に押されて藁人形を作り始めた。

そして、完成した藁人形をラビットハウスの庭に並べ、手を合わせて神様に捧げた。

その時、不思議なことが起こった。風が吹き、藁人形たちが動き出したのだ。

シャロリゼはビックリしていたが、チノちゃんは嬉しそうに笑った。

「きっと、神様が喜んでくれたんだね。」とチノちゃんが言うと、シャロリゼも微笑みながら頷いたのであった。

しかし、その後、ラビットハウスに不穏な噂が広がった。何者かが夜な夜な庭に侵入し、藁人形を壊しているというのだ。

シャロリゼは心配そうになっていたが、チノちゃんは「大丈夫だよ。きっと、神様が私たちを守ってくれるから。」と優しく微笑んだのであった。

ある日、ラビットハウスの庭には、藁人形たちが壊れたまま散らばっていた。シャロリゼは心配そうになっていたが、チノちゃんはいつも通りに微笑んでいた。

しかし、その夜、ラビットハウスで起こったことは想像を絶するものだった。チノちゃんが突然、狂気に満ちた表情を浮かべ、銃を手に取ったのだ。

「私たちを傷つけたやつらを許さない!」とチノちゃんが叫びながら、ラビットハウスを飛び出した。

シャロリゼは驚きながらも、チノちゃんを追いかけた。すると、庭で藁人形たちを壊した集団がいた。

チノちゃんはその集団に向かって、銃を撃ち始めた。シャロリゼは大騒ぎになっていたが、チノちゃんは狂気に満ちたまま銃を乱射していた。
チノちゃんは銃乱射をしている最中に、周りが大騒ぎしていることに気づき、自分がやっていることが間違っていることに気づいたのだ。

警察官たちは、チノちゃんを取り押さえ、銃を没収した。チノちゃんは怯えた表情で、謝罪の言葉を口にした。

シャロリゼも、チノちゃんが狂気に満ちた姿を見て、ショックを受けていた。しかし、警察によって銃乱射が止められ、藁人形たちも復元されたため、彼女たちもほっとした表情を浮かべた。

「これからは、藁人形も神様も大事にしようね。」と、チノちゃんが優しく言うと、シャロリゼも頷いて、みんなで笑い合ったのであった。


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