ある日、チノちゃんがラビットハウスの裏庭で遊んでいると、突然空が赤く染まり、強い衝撃波が襲ってきました。それはなんと核実験の爆発だったのです。

驚くチノちゃんを慌てて助けに来たのが、ココアリゼでした。しかし、3人が目にしたものは、狂気に満ちた風景でした。周りは焼け野原になり、人々は悲鳴を上げながら炎に包まれていました。

その時、チノちゃんは神の存在を感じたのです。彼女はまじめな性格ゆえ、いつもは神を信じることはなかったのですが、今は違いました。神がこの核実験を許したのだと思い込み、憤りを覚えました。

「この世界には神が存在するなんて信じられないわ。こんな狂気的なことが許されるなんて!」とチノちゃんが叫ぶと、ココアリゼは唖然としていました。しかし、次の瞬間、チノちゃんは「でも、あなたたちと一緒にいられるのは幸せだわ」と笑いながら、二人を抱きしめました。

その狂気的な状況の中で、チノちゃんが見つけた幸せな瞬間。3人は何もできなかったけれど、お互いがそばにいることで力を与え合って、その場を生き延びました。
核実験の爆発から一週間後、ラビットハウスは復興し、再び元の賑やかな喫茶店となっていました。チノちゃん、ココアリゼも元気に働いていました。

ある日、チノちゃんがカフェラテを淹れていると、ふと外を見ると、神が現れました。それは、現代風にアレンジされた神さまで、まるでロックスターのような外見でした。

チノちゃんは驚きながらも、神に声をかけました。「あの核実験の件、なぜあなたはそれを許したんですか?」すると、神は意外な答えを返しました。「実は、私もコーヒーが大好きなんですよ。スタバが無くなると、ラビットハウスのカフェラテを楽しむことができると思ったんですよ。」

3人はこの回答に驚き、そして笑いました。チノちゃんは神に、ラビットハウスのカフェラテをぜひ飲んでいってほしいと言いました。すると、神は喜んでカフェラテを飲み、その味に大満足して去っていきました。

3人は、こんな奇妙な出来事があったけれど、ラビットハウスのカフェラテが神に評価されたことで、今まで以上にお客さんが増え、店の人気が上がったことに笑いながら、喜んでいました。


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